そんなVapeflyさんが出す不思議エアコントロールのデュアルデッキ...気になり過ぎ。
「wormhole rdaの入荷予定...聞いてもいいですか?」
「もう入ってますよ!」
まだ店出し前なのに無理言ってしまいました...すみませんでした。
でもお陰で美味しく過ごせてますありがとうございます!
vapeを始めて半年程、初のデュアルデッキ。
おもしろ構造デッキ。
購入してからずっとwormholeしか使ってない。
--------------------
■パッケージ
チャコールグレーにホワイトラインのシンプルな箱。
裏面は真贋チェックのコード、内箱は白で更にシンプル。
内箱は、剥がしたら二度と閉められないセキュリティシール留め。
嬉しいことに上蓋を取りやすいよう切り欠きが!
爪やらピンセットやらねじ込んでこじる必要のない箱!
開けやすいありがとう!
同梱物はOリング多めに見えるけど、パーツ数を考えたら「スペア1個ずつじゃね?」となった。
コイルとコットンは嬉しいけど、使わないから箱戻し。
■スペック
(メーカー公称)
径 : 24mm
全高 : 28.4mm
素材 : 304 ステンレススチール、PMMA
コイルビルド : シングル、デュアル
対応ドリップチップ : 810、510(要アダプター)
色展開 : ブラック、シルバー、ゴールド
BF : 対応
■特徴
「見ただけじゃよくわからないけど見たら一発でなるほどと思うけど何で美味しいかわからないエアフロー」
「トップキャップが二分割、しかも形が違う」
「ブラックがブラックじゃない、シルバーがシルバーに見えない」
面白い。
シルバーが本当はシルバーが欲しかったんだけど、シルバーっていうより明るいグレーだったのでブラックを購入。
ブラックも黒じゃなくてガンメタルというか濃いめのチャコールグレー。
上部トップキャップの上部分、金色のところはドリップチップホルダー。
何故かここだけゴールド。
素材はステンレスかな...軽いけど硬い。
そして付属の510アダプターはシルバー。
チグハグ感。
nudge22とかrecurve付属のアダプター使うと、ゴールドパーツがいい感じの差し色になった。
4パーツ構成。
ドリップチップ
上部トップキャップはPMMA
下部トップキャップはステンレススチール
それと、デッキ
付属しているのはワイドボアの810ドリップチップ。
磨くと綺麗にトランスペアレントになると見た。
上部トップキャップ。
ドリップチップホルダー...ほんとなんでこの色よ...。
シルバーカラーのものはホワイトっぽかった。
Vapeflyさん、交換パーツの販売求む!!!
上部トップキャップ裏面。
ドリップチップホルダーのすぐ裏が、高さ1mm程度の柵でくくられてる。
サイドとボトムのエアフローでうねった気流が当たって、荒々しさを抑えてるのではと考えてる。
対になった切り欠きはサイドエアフローコントロール。
下部トップキャップ。
とにかく、穴。
穴。
穴だらけ。
下部トップキャップは上段と下段に別れており、上段は12時・3時・6時にサイドエアフローの穴。
12時と6時はデュアル用で少し大きめの穴が5個並びに、3時の穴はシングルコイル用で1mm径の穴が上4個、下5個で並んでいる。
上部トップキャップを回してシングル・デュアルを切り替えたり絞ったりする。
デッキ部分。
金色パーツ中央の3個の穴が、ボトムエアフロー。
これはデュアル用パーツなので裏面にも同じ穴が開いている。
シングルコイルの時は、片側が閉じているパーツに付け替え。
板が平行じゃないのは元々。
デッキに噛んで隙間を無くすのが目的かな。
ボトムエアフローの吸気穴は、ドカンとでかいのが1個。
貫通していない。
面白い。
裏面はつるっとしている。
底。
BFピンは自分で付け替えたんだか元々だったか忘れた。
このピン、プラスドライバーで締められるけど...舐めやすい。
「圧っ!」って気合い入れて回さないと舐める。
(既に少し舐めてる)
ポジティブピンの出白はこのくらい。
テクニカルでしか使わないから無関係。
少しだけ見えてるピークインシュレーターは取れないから固定かな...と思ってたら、洗ってる時に落ちててなくしかけた。
危ない。
BF時のリキッドは3個の穴の下から出る。
デッキ底部より気持ち飛び出てるけど、コットンを多めに詰めているとコットンがリキッドを吸い込む前にボトルに戻る。
上部トップキャップはPMMA製。
数日弱メンソールの柑橘系リキッド吸ってたら、ちょっと溶けてた。
コットンが当たっていた部分か、仕事中に横にしてたから伝い漏れして溶けたか。
注意。
柑橘系リキッドのリモネン成分のせいだと思うけど、調べてみよう。
デッキのジュースウェルがとにかく深い。
ちっこいドライバーの半分くらい。
約10mm、深い。
タンクか。
ドリップして使ったら、他のアトマイザーの倍以上吸える。
■ビルド・ミスト
数回ビルドして、だいぶ慣れてきた...けど、もっと練習しないと。
24gカンタル、内径3mm、9rap。
0.5Ωを狙ったけど、最終的に0.45Ωに。
少し低め、クランプを超えない高さにした。
ボトムエアフローの上の穴から出た空気がコイルの下部に当たる高さ。
ウェルが深いので、コットン長めに。
ギリギリ底に着くくらい。
ビルドと関係ないけど、初めから付いてた傷。
これも含めてお気に入り。
少し角度をつけると3個の穴が見える。
サイドとボトムのエアーがコイル周りで当たり、混じるデッキ。
エアーの通り道を確保しつつコイルの冷却をし、余分な空気を取り込まないイメージでウィッキング。
エアフローからミストが出るくらいのコイルの高さが好き。
ウィッキングする前に下部トップキャップを被せて高さを見てるけど、撮り忘れた。
サイドエアフローとの高さのバランスを考える。
サイドエアフローから、コイルの下段が見える。
デュアルコイルの時のボトムエアフローは、「・・」が付いている穴。
上部トップキャップを被せる。
サイドとボトムのエアフロー位置は90°ずれているので、サイドエアフローを見るとボトムエアフローは塞がっている。
MTLアトマイザーでギリギリDLできるくらいが好きなので、エアフローは絞りたい。
サイドも、コイルにエアーを送りたいけど絞りたいのでこんな位置。
コイル位置の高さと抵抗値だけでなく、サイドエアフローをどこまで絞るか・ボトムエアフローをどこまで絞るかで味の出方が全然違う。
サイド全閉、ボトム全閉どちらも味が変わる。
コイル周辺の空気の流れでミストが混じりコイルに当たり、乱れうねったエアーを上部トップキャップ裏面の柵で収め、スムーズにドリップチップから出てくる...イメージを持ってるんだけど、デザインした方はどういう意図なのかを知りたい。
デュアルコイル、4.0v弱点くらいでガンガン炊いてるのに全くミストが荒れない。
穏やかに、スムーズに、味の乗ったミストが吸える。
美味しい。
薄味の失敗リキッドがめちゃめちゃ美味しく吸える。
一度0.7Ωくらいで3.7vくらいで試したら、なんか大したことない味の出方...「この子じゃなくてもいいや」感が強かった。
抵抗値低めで出力高め、複雑に絡み合ったエアーから生まれたミストをたっっっぷり目に頬張る美味しさ。
wormholeは、そういうアトマイザーだと思う。
■総評
「だがそれがいい」デッキ。
初めてのデュアルコイルデッキ、上手く組めなかったらシングルでいいやと思っていた。
練習を兼ねて毎日組んでるけど、初めて組んだ下手っぴビルドの時から味出てる!
無骨で不器用な見た目で、ぴったり相性の良いmodってなんだろう...と考えるけど、持ってないから意味なし。
でもそんな見た目の不器用さと裏腹に、ガンガン炊いて吸いまくる、炊きまくるのに穏やかなミスト。
滑らかで濃厚なミストは「このリキッド、こんな味だったのか」と気付かせてくれる面がある。
DLアトマイザーだけどエアフローはかなり絞れるし、サイドエアフローとボトムエアフローの調整具合で味の表情が大きく変わるのも面白い。
気に入り過ぎて、最近ネットでアトマイザーを探さなくなったくらい気に入りました!
見た目で買うアトマイザーじゃないと思うけど、
こんなに美味しく面白いのに見た目で損してるよなあ...。
じっくり味わうんじゃないから頬張って吸って美味しい、まったりちゅーちゅーは違うなあ...。
だがそれがいい。
PR
http://craftfool.o-oi.net/vape_%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BC/vapefly%20wormhole%20rda%20%E3%82%92%E8%B2%B7%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82Vapefly Wormhole RDA を買いました。